眠くないときは無理に寝ないで、一度起きてみる。
読書。
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サクラダリセット読了。
バリエーション豊かな超能力、(ある種の)タイムリープ能力。そういうの、あんまり好きじゃないんですけど、この話ではそういった能力が見事な伏線となっている。
基本的にどこかミステリーっぽくもあるので、伏線が回収されていくところはワクワクしながら読み進めることができた。すごく面白かった。
ちょいネタバレ?
二度と取り戻せない失敗をしてしまったとき、例えば究極では望まずして人を殺してしまったとか、そういう時って絶対、一瞬は「失敗する前からやり直したい。時間が戻ってくれればいいのに!」って願ってしまうはず。でも理性ではそんなの不可能だって分かってしまっているから、矛盾した思考が爆発的に膨らんで、どうしようもないやるせなさと、倦怠感が全身を包む。ひどい後悔が押し寄せる。頭が真っ白になる。
もしも、その不可能な事象が起こったら? 「過去に戻りたい! でも無理」って考えたあと、本当に失敗を起こす前の時間に戻っていたら、そのやるせなさ、倦怠感、後悔は霧消するのか? 消えてくれやしないだろう。トラウマになってしまうかもしれない。救いと同じだけの絶望がそこには残るだろう。
もしも、その「リセット」を人為的に起こせるとしたら? 限りなくリアルな救いと絶望を、人為的に与えてしまえるとしたら? それはとても残酷で、恐ろしいことだ。この小説のラストで主人公が使った武器がそれだ。その残酷さに、目が覚める思いがした。
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続編が出るとしたら、「サクラバデリート」とか「サクラバメモリー」とかになるんですかねー。







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